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【三井物産様インタビュー 】メンタルヘルスケアと業務効率向上の効果を実感。「心を落ち着かせる」がもたらすもの

インタビューに応じて頂いた三井物産の皆さんと、MELON代表橋本の画像

■課題
・エンゲージメントの向上
・チーム内コミュニケーションの改善

■導入のきっかけ
・慌ただしい日常の中で「心を落ち着かせる」方法を模索して、マインドフルネスに着目
・インプット重視の講義形式ではなく、実践型プログラム中心の内容に期待
・結果にコミットしている点にも注目

■導入後の効果
・「心身のコンディション」と「感情調整力」の効果測定値が大幅に向上
・「心理的安全性」が向上して、相互理解や思いやる気持ちをもつきっかけに
・一つのプログラムをチームで実践することにより、マインドフルネスのスキルが共通言語に

「世界中の未来をつくる」をミッションに掲げる三井物産株式会社は、世界中の人を、情報を、アイデアを、技術を、国・地域をつなぎ、あらたなビジネスを創造しています。同社プロジェクト本部は、人々のより良い暮らしづくりに貢献するインフラ・プロジェクトをグローバルに展開。経済、社会の発展と、より良い地球環境づくりに必要なインフラを提供しています。

プロジェクト本部プロジェクト開発第一部第二営業室は、エンゲージメント向上とメンタルヘルスケアを目的に、マインドフルネスプログラムを導入しました。今回はプログラム導入の背景や導入後の変化について、第二営業室の皆さまにお話を伺いました。

マインドフルネスの可能性に着目した理由とは

ーMELONのプログラムをご導入いただきましたが、導入することになったきっかけをお教えください。

起業した知人から、チームのエンゲージメント向上やコミュニケーション活性化にあたって、マインドフルネスが効果的だった、と聞いていたんです。その彼が、弊社の合宿に来て講演したときに、マインドフルネス研修のエピソードを話してもらったところ、みんな口を揃えて「おもしろそうだね」と言っていたので、やってみようという流れになりました。

ーそれまでマインドフルネスを体験されたことはありましたか?また、マインドフルネスに対してどのようなイメージを持っていたか教えてください。

正直、イメージを持てるほど、接したことがありませんでした。マインドフルネスを体験したこともありませんでしたね。チーム内の他のメンバーも同じような状況でした。

ーそのような状況下で、なぜマインドフルネスに着目されたのでしょうか?

マインドフルネスというよりは、そもそも「心を落ち着かせる方法」を探していました。心を落ち着かせる手段としてマインドフルネスに辿り着いたので、マインドフルネスでなければならない、という訳ではありませんでした。

ー「心を落ち着かせたい」という考えに至った背景を教えてください

弊社ではエンゲージメントに関する社内アンケートを定期的に実施しています。その結果を確認すると、私たちのチームは好ましくない内容でした。実際に業務遂行上、支障が出ることもありました。マインドフルネスを導入したら変わる、という保証はなかったのですが、とりあえず何か始めたい、という思いでアクションを起こしました。

MELONの魅力は「実践型のプログラム提供」と「結果の可視化」だった

インタビューに応じて頂いた三井物産の董さんと東さんの画像
MELON導入の決め手についてお話いただいた董さん(右)
「マインドフルネスを実践したことで自分を客観視できるようになった」とお話いただいた東さん(左)

ー数ある企業向けのメンタルヘルスケアプログラムの中で、MELONをお選びいただいた理由を教えてください。

ネットで検索すると、メンタルヘルスケアのサービスはそんなに多くないんですよね。よく見かけるサービスの多くは、講師派遣がメインの内容でした。その中でMELONは、運営会社としてしっかりメンバーが揃っていて、講師もインストラクターも多く、体系的にプログラムを実践できると感じました。ホームページで確認できる資料も分かりやすく、「結果にコミット」していただけるのではないか、という期待もありました。

もう一つ重要視したことは、実践型のプログラムであることですね。講義ばかり聞いてもインプットだけで終わってしまい、プログラム実施前後の変化が分からなかったら意味がないと考えていたので、その点を含めてMELONを選びました。

ーMELONのプログラムでは開始前後に効果測定を行い、レポートで報告しています。これについて、どのように思われますか?

レポートの内容がすごく充実していると感じました。多くの場合はワンショットで終わってしまうのですが、プログラムの途中経過も含めてフィードバックいただいて、とても参考になりました。

業務で生きるマインドフルネス「心に余白ができて、仕事の効率アップにつながった」

ーMELONのプログラムを導入されて、ご自身の気持ちに変化はありましたか?

業務中に苛立ってしまうこともありましたが、一回深呼吸して、まずは「イライラしているな」と自覚することで、自分を客観視できるようになりました。そうすると、一度ヒートアップしてしまっても落ち着いて仕事ができるようになりました。自分の中で意識をすることで、効果が表れていると実感しています。

一日の中で、どのくらいイライラするかを示したグラフ

プログラム実施期間中の効果測定

また、朝の時間帯にマインドフルネスを実践して、一息つくというか、心の余白をつくれるようになり、このようなプログラムがあってすごく良かったと感じています。元々、朝から夜まで慌ただしく仕事をしていたのですが、あえて一息を置くことで思考が整理されたり、仕事の効率アップにも繋がっています

さらに、他のチームも含めてテレワーク業務を進めているため、コミュニケーションが課題になっているという状況もあります。このような一つのプログラムをみんなで体験する、ということも大事だと思います。

ープログラム実施後にチーム内全体の雰囲気に変化はありましたか?

実は、プログラム後の仕事量が通常時の倍以上になってしまったんです。今ちょうど追い込み期で、2023年上半期はこのテンションが続いてしまいます。ただ、マインドフルネスを実践することで、チーム全体で山場を乗り越えようと邁進できています。「このプログラムがなかったら…」と考えると恐ろしいです(笑)

プログラムの開始前と終了後で、ここ1〜2週間の疲労感を10段階で結果を示したグラフ

プログラム実施期間中の効果測定

チーム内の温度感を合わせることで、マインドフルネスを「共通言語」へ

ー今回のプログラムを終えて、どのような人にマインドフルネスを実践して欲しいと思いましたか?

忙しいマネージャーや管理職だけでなく、メンバー全員に受けてもらいたいと考えています。マネージャーだけがマインドフルネスを実践して一方的に笑顔になっても、全然意味がないと思うんです。一緒に働く人のことをお互いに理解できるようにしたい、という思いもあります。マネージャーがみんなに寄り添うことも大事ですが、お互いの思いやりが大事ですよね。

全員にマインドフルネスの基礎知識がないと、マネージャーがいきなりニヤニヤしてたら、多分「気持ち悪いな」という話になってしまいます。「どうしたんだこの人?」みたいな、そういう違和感ある存在になってしまう状態は本来あるべき姿ではないと思います。だから、みんなでマインドフルネスを実践して、お互いを思いやって仕事を進めていきたいです。

ー確かにその通りですね。弊社としてはマインドフルネスのスキルをチームの中で「共通言語」としてもつことをお勧めしています。

実際、プログラムを受けられなかった人がいるので、共通言語になるまでには至っていませんが、今後は海外在住のチームにも実践してもらいたいと考えています。

メンタルヘルスケアに対する理解度が違って、「そんなのどうでもいいよ」と考える人が出てきてしまうことは避けたい。共通言語としてやっていることを理解してもらい、基本的なスキルを身につけていくために、継続的にプログラムをやっていきたいです。

仲間を増やしていけば、少しずつ効果がみんなに伝わっていくと思います。大きい意味の「ワンチーム」の中で協力していきたいですね。

インタビューに応じて頂いた三井物産の皆様と、MELON代表橋本の画像

ーメンタルヘルスケアにおけるマインドフルネスの有効性をお伝えしながら継続的に実践できる仕組みづくりに努めてまいります。本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。


私たちMELONは、マインドフルネスを通して企業の組織における課題解決を支援しています。どのような課題があり、どのような組織を目指したいかなど、プログラム導入の目的を明確にし、適切なプログラムをご提案。そして、ベーシックなマインドフルネス・プログラムをトライアルで実施して、効果を実感いただくことで、社内の皆様に理解を深めていただきます。

ヒアリングをもとにプログラムをカスタマイズし、自主的に実践できるように、定着化・習慣化まで徹底的にサポートします。

マインドフルネスの法人プログラムについて、詳細はこちらをご覧ください。

ストレスケアサービス「MELONオンライン」法人定額プラン

法人向け基本プランの説明画像

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企業の中では高ストレス者に産業医やカウンセリングを紹介する対処療法的な対策が主となっていますが、産業医やカウンセリングが有効に活用されていないのが現状です。

そこで、MELONのプログラムをご提供することで、月額定額の低価格で確実に従業員の方のストレスをケアし、高ストレス者、休職を余儀なくされてしまう方の予防から改善まで対応することができます。

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