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【日本総合研究所様 導入事例】プレゼンティーイズムが20%改善!〜互いを支え合う組織の実現に向け、マインドフルネスを全社導入へ〜

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日本総合研究所は、シンクタンク・コンサルティング・ITソリューションの3つの機能を有する総合情報サービス企業です。日本総合研究所では「いきいきと仕事に取り組むと共に、互いの健康へ配慮・尊重し合う社員の増加」というゴールを掲げ、健康経営の実現に向けてさまざまな施策を実行しています。

今回はMELONのマインドフルネスプログラムを導入した背景や導入後の効果、そして今後の展望について、人事部の西村様と高橋様にお話を伺いました。

■導入前の課題

  • 社内のアンケートで、不安感や疲労感に悩んでいるという声が一定数あった

■導入のきっかけ

  • メンタルケアの施策を探る中で、産業医・保健師からの声でマインドフルネスに着目

■導入後の効果

  • プレゼンティーイズム(生産性)が20%改善
  • 受講者の70%以上が、マインドフルネスによる効果を実感
  • マインドフルネスを継続し、セルフケアを行う社員が増加

■今後の展開

  • 全社員がマインドフルネスプログラムを受講できる形で導入を決定

「やるからには結果を出したい」マインドフルネスは過去最多の申し込み人数に

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日本総合研究所 人事部 西村様(左)・高橋様(右)

ーーマインドフルネスのプログラム導入に至った経緯を教えて頂けますか?

西村様:社員の健康課題を把握するため、年に1回健康に関するアンケートを取っています。その中に健康に関する悩みごとを尋ねる項目があり、身体的な症状とは別に、疲労感や不安感に悩んでいるという声が多く上がっていました。

これを解決するために、話を聞くだけのセミナー形式ではなく、より実践的なアプローチで取り組めるプログラムはないかと探していました。以前、産業医や保健師から「メンタルケアであれば、マインドフルネスというものがある」ということを聞いていたので、マインドフルネスに着目しました。MELONさんのプログラムに決めた理由は、効果を出すことに拘り、効果測定をレポートとして提供いただける点に魅力を感じたからです。

ーー今回のプログラムには多くの方に参加していただきましたが、社内の告知などで何か工夫されたことはありますか?

高橋様:健康課題は人それぞれですので、健康経営のサービスは「よかったら使ってみてください」というトーンで告知しています。それゆえ、内容によってはなかなか利用者が集まらないこともあります。マインドフルネスは今までに発信したサービスの中では、最も多くの社員に関心を持ってもらえていると思います。

西村様:そうですね。最初の一週間だけで100名超の方に登録いただいたのですが、かなり多いと思います。社内広報としては電子掲示板の他に、最近は健康に関するメルマガの配信を始めました。メルマガを配信したタイミングでも、登録人数がグッと増えました。

ーーもともとマインドフルネスを認知している方が多かったのでしょうか?

高橋様:当社は、健康への感度が高い社員が多いので、マインドフルネスというキーワードを見て「面白そうだな」と感じる方が多かったのだと思います。

プレゼンティーイズムが大幅に改善!社員からも嬉しい声が続々


ーープレゼンティーイズムの改善に注力されているということですが、マインドフルネスプログラムの効果はありましたでしょうか?

西村様:効果はありました。昨年、希望者向けのトライアル導入時に、効果測定の1つとしてプレゼンティーイズムがどれだけ改善するかを可視化したいと思っていました。 実際にアンケートを取ると非常に効果が出ており、開始前に比べてプレゼンティーイズムが約20%改善しました。

20%というのはとても大きな数字だと感じたので、今後もプログラム受講者を増やして効果を最大化していきたいと考え、今年から全社員が受講できる形で導入をスタートしました。

ーープログラムを導入して、社員の方からはどのような声がありましたか?

西村様:受講した社員からは「自分の好きな時に取り組めるのが良かった」という声が寄せられていて、その後オンラインプログラムのリピーターになられた方もかなりいらっしゃいました。

ーープログラムの導入前後で、マインドフルネスに対するイメージは変わりましたか?

高橋様:科学的なエビデンスに基づくものというイメージではありませんでした。ただマインドフルネスに関する知識を得たり、試したりする中で、非常に論理的で説得力があるものだと感じました。

何もしないと色々なことを考えてしまいますが、意識して切り替えるだけで、疲労感や不安感が全然変わってくるという体感がありました。1回5分でできるので、やったことがない方は是非一度は試してみていただきたいと思います。

マインドフルネスを「当たり前」にし、健康経営のゴール達成へ


ーー御社では年間を通じてマインドフルネスプログラムを受講できるような体制を整えられていますが、最終的にはどのような姿を目指しているのでしょうか?

高橋様:マインドフルネスに毎日取り組める方は限られていると思います。ただ、脳の仕組みや、気持ちを切り替える方法など、マインドフルネス自体の概念や考え方は、誰もが知ってほしいと思います。

西村様:私も同じ考えでして、当たり前に生活に取り入れるようなものになれば良いなと思っています。例えば身体だったら、定期的にストレッチをしたり伸びをしたりする人が多いですよね。それと同じように心の面でも「集中したいな、気持ちを切り替えたいな」という瞬間に、社員がマインドフルネスを実践できるという状態を目指したいと考えています。

ーー最後に何かコメントがあればお願いいたします。

西村様:当社が掲げる「いきいきと仕事に取り組むと共に、互いの健康へ配慮・尊重し合う社員の増加」という健康経営のゴールを達成するためには、健康に対する意識が高い社員だけではなく、多くの社員が自ら行動を取ることがとても大切になってきます。

今回導入したマインドフルネスのプログラムも、すべての社員に利用してもらえるように広報していきたいと思っています。心や身体の状態が良好な社員を増やし、互いに支え合うことができる組織を作るために、今後もマインドフルネスのプログラムを使わせていただきたいと考えています。

ーー本日は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

ストレスケアサービス「MELONオンライン」法人定額プラン

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MELONのメンタルトレーニング・プログラムは、離職・休職予防と生産性向上を効率的に実現します。

離職の8割はストレスが原因と言われており、メンタルヘルスに不調をきたすと休職だけでなく離職のリスクも高まります。 メンタルヘルス不調は、集中力の低下やケアレスミスの増加、生産性にもマイナスの影響があることが東京大学の研究からも判明しています。

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これまでにMELONマインドフルネスを導入した企業様の事例

・【三井物産様インタビュー 】メンタルヘルスケアと業務効率向上の効果を実感。「心を落ち着かせる」がもたらすもの

・MELONが経済産業省にマインドフルネス研修を提供。マインドフルネス・プログラム「MELONオンライン」利用の前後で効果測定アンケートも実施