【学生生活の様々な場面で活用】明治学院大学主催の『マインドフルネス講座』にMELON ONLINEを提供
MELONは2022年2〜3月、明治学院大学主催の「課外講座プロジェクト」において、MELON ONLINEを学生に提供しました。
今回は、実際に講座を受講された持丸さんに、「マインドフルネス講座を受けた感想」や「マインドフルネスに興味を持ったきっかけ」などをインタビューしました。
また、今回のマインドフルネス講座を導入された「宮本聡介 学生部長・心理学部教授(以下、宮本教授)」にも、「講座を導入した背景、導入後の感想」を伺っているので、ぜひご覧ください!
持丸さんへのインタビュー|学生向けマインドフルネス講座を受講した感想
学部の授業で「マインドフルネス」を知る
ーーー マインドフルネスを知ったきっかけはなんですか?
学部の授業で感情心理学系の授業があって、そこで初めてマインドフルネスを知ったのがきっかけです。
その授業で「マインドフルネスの定義」を教えてもらいましたが、そのときは正直よく理解できませんでした。
マインドフルネスで「物理的に脳の構造が変わる」ことに衝撃を受けた
ーーー マインドフルネスに興味を持ったきっかけはなんですか?
興味を持ったのは、マインドフルネスによって「物理的に脳の構造が変わる」という話を聞いたことがきっかけです。
僕はもともと、マインドフルネスには「スピリチュアルなイメージ」を持っていたんですよ。
でも、その話を聞いてとても衝撃を受けて、そこからマインドフルネスに興味をもち始めました。
「マインドフルネスをもっと知りたい」という気持ちから講座を受講
ーーー なぜマインドフルネス講座を受講しようと思いましたか?
今回のマインドフルネス講座を受講した理由は、「マインドフルネスについてもっと知りたい」という気持ちが強かったからです。
学部でマインドフルネスの授業を受けた後から、ずっと頭の片隅に「マインドフルネス」という言葉が残っていたんですよ。
ずっと気になっていたので、次の年の個別学習の時間でマインドフルネスを扱いました。そこからいろんな本を読んで勉強してみましたが、難しくてよく分からなかったですね。
そんなときに、たまたま大学の掲示板で「マインドフルネス講座」が行われることを知って応募しました。
マインドフルネスの実践中に安心感を感じられるようになった
ーーー マインドフルネスを「独学でやっていたとき」と「講座で実践していたとき」の違いはありますか?
はい、大きな違いがありました。講座を受ける前に独学でやっていたときは、「とにかく呼吸することにひたすら集中」していました。
でも、今回の講座で学んだことにより、「呼吸しているときの体の感覚」や「息がどのように流れていくのか」などに意識を向けて観察できるようになりました。それに加えて、マインドフルネスは「動くことよりも何もしない時間を作るのが大切」という考え方を学ぶことができました。
そのおかげで、マインドフルネスの実践中も「何もしなくていいんだ」「呼吸に意識を向けてるだけで大丈夫なんだ」という安心感があったんです。また、「優しさが溢れる感覚」や「よし大丈夫だ」という前向きな気持ちになれる感覚もありましたね。
これが、僕の中で感じられた大きな変化です。
「寝る前」や「アルバイト中」にマインドフルネスを実践
ーーー マインドフルネスはいつ実践することが多かったですか?
僕は、マインドフルネスを寝る前によく実践していました。寝る前に、MELONさんの『MELON ONLINE』を利用して、15分程度のクラスをよく受けていましたね。
あとは、アルバイト中に実践することもありました。接客のアルバイトをしていて、接客中にどうしても緊張してしまうので、講座で学んだやり方をそのまま活用していました。
マインドフルネスによって「気持ちに余裕が持てるようになった」
ーーー マインドフルネスの実践により、どんな効果を感じていますか?
一番感じられた効果は、アルバイトの接客中に「気持ちに余裕が持てるようになったこと」です。
僕はもともと緊張しやすい性格で、アルバイトの接客中は常に心臓バクバクの状態でした。
そこで、今回の講座で学んだことを活かして、接客中に「呼吸に意識を向けたり」「心臓がバクバクしていることに意識を向けたり」してみました。
そしたら、フワーっと暖かさが広がる感覚があり、安心感が込み上げてきたんですよ。その安心感によって、緊張も緩くなり、接客にも自信がつくという相乗効果も生まれましたね。
マインドフルネスは「いつ何処にいても実践できる」のがメリット
ーーー マインドフルネスを実践するメリットは何だと思いますか?
マインドフルネスは、「いつ何処にいても実践できる」のがメリットだと思っています。
あまり良くないかもしれませんが、アルバイトの接客中に「今、左手にどんな感覚があるのか」などに意識を向けたりしていました(笑)
また、「緊張しているときにすぐに実践できたり」「疲れたなと思ったとき30秒くらいやってみたり」できるのも大きなメリットだと思います。
ーーー マインドフルネスのデメリットは何だと思いますか?
僕の中で、マインドフルネスを実践することによるデメリットは特にありません。
しかし、世間一般的に「怪しげな雰囲気」があることが少し不満ですね。
「科学的な効果がある」ということがもっと広まればいいのになと思っています。
「気分が落ち込みやすい」「緊張しやすい」という人にマインドフルネスを勧めたい
ーーー マインドフルネスをどんな人に勧めたいですか?
「気分が落ち込みやすい人」とか「すぐ緊張してしまう人」にマインドフルネスを勧めたいです。
実際に、既にいろんな人にマインドフルネスを勧めています。
例えば、僕の同期だと「就職活動で気分が落ち込んでいる人」や、僕みたいに「緊張しいな人」が多いので、そういう人に勧めることが多いですね。
また、講座の中で「マインドフルネスはランニングのように日常的なもの」ということを教わったので、「気軽にできるもの」として親や兄弟にも勧めました。
宮本教授へのインタビュー|マインドフルネスを課外講座に導入した背景・感想
焦りや不安を感じている学生に「心の安定を取り戻してほしい」という思いから講座を導入
ーーー マインドフルネスを課外講座に導入したいと思われたきっかけ・背景を教えてください。
本学では、授業とは別に、学生たちの各種興味に合わせて、「課外講座プロジェクト」という課外講座を提供しています。今回はこの課外講座プロジェクトの1つとしてマインドフルネスを取り上げました。
長引く新型コロナの影響で、自宅や下宿先に閉じこもりきりの学生が少なからずいると聞いています。就職活動が思うようにいかず、焦りや不安を感じている学生もいます。
こうした学生たちに、少しでも心の安定を取り戻してほしいと思い、マインドフルネス講座を実施するにいたりました。
ーーー 複数あるマインドフルネスのサービスの中でMELONを選んでいただいた理由を教えてください。
講座のインストラクターをお願いできる方を探していたところ、本学出身でMELONでもインストラクターをされている方をご紹介いただいたことがご縁でした。
その後、社長の橋本さんもご紹介いただき、課外講座の趣旨をお伝えし、MELONのオンラインサービスをご提供いただけることになりました。
この場を借りて御礼申し上げます。
自分や周囲への新しい気づきを体験し、有意義な時間を過ごせた学生が多い
ーーー 今回、マインドフルネスを課外講座に導入してみてのご感想を教えてください。
今回参加してくれた学生は20人を少し上回る程度でした。
参加の理由は様々だったようです。毎回のプログラムのなかで、自分や周囲への新しい気づきを体験でき、有意義な時間を過ごせたのではないかと思います。
ぜひ、今後も継続して講座を開催していきたいと考えています。
日本でももっと積極的にマインドフルネスを取り入れてほしい
ーーー 「マインドフルネスの必要性」や今回の取り組みのような「教育とマインドフルネスの連携」についてどう思われますか?
マインドフルネスが世界的に広まった理由などについては、その歴史的な背景も含めていろいろと勉強させていただきました。
アメリカなどを中心に、諸外国の教育機関(主に大学)では、マインドフルネスを体験できる機会や施設が多くあることも耳にしています。マインドフルネスにはいろいろな場面に有効な効能があり、日本でももっと積極的に取り入れていくべきだと私は考えています。
本学にとっては初の試みでしたし、まだまだ認知度が低いことは否めませんが、定期的な開催を通して、多くの学生達にマインドフルネスを体験してもらいたいと考えています。
MELONの『法人向けマインドフルネスプログラム』について
MELONでは、今回の明治学院大学様にて実施したように「法人向けマインドフルネスプログラム」の提供を行っています。
実際に、MELONのマインドフルネスプログラムを導入いただいた企業様においては、明確なストレス値などの改善効果が確認されています。(MELONによるマインドフルネス継続効果の検証についてはこちら)
また、「企業様のご予算に合わせたプログラムのカスタマイズ」や「スタートアップ限定の割引」などの柔軟な対応も可能です。
法人向けマインドフルネスプログラムの導入を検討される方は、以下からお問い合わせください。
ストレスケアサービス「MELONオンライン」法人定額プラン
医療機関にて復職リワークプログラムとして提供してきたノウハウを活かし、月額定額で従業員の方のストレスケアを行い、高ストレス者の対策、要注意者のメンタルケア予防、プレゼンティーイズムの改善に寄与します。(早稲田大学との研究で効果を実証)
企業の中では高ストレス者に産業医やカウンセリングを紹介する対処療法的な対策が主となっていますが、産業医やカウンセリングが有効に活用されていないのが現状です。
そこで、MELONのプログラムをご提供することで、月額定額の低価格で確実に従業員の方のストレスをケアし、高ストレス者、休職を余儀なくされてしまう方の予防から改善まで対応することができます。