【MELONがクラスを提供しました!】「親子マインドフルネス」イベントレポート
皆さんこんにちは!MELONで広報を担当している草茅葉菜(くさかや はな)と申します。今回は下目黒住区センターで行われた「親子マインドフルネス」の内容をイベントレポートとしてご紹介したいと思います!
親子マインドフルネスとは?
1月21日、MELONはDreamsさんから依頼を受け、「親子で参加できるマインドフルネスクラス」を下目黒住区センターで開催しました。
Dreamsさんはコロナ禍で外で遊ぶ機会を失った子どもたちを支援するために発足した親子コミュニティで、目黒区を中心に活動されています。発起人である西田絵理さんは、
絵理さん
「最初は2人から始まった活動も、口コミで徐々に人数が増加しました。今では110名ほどが所属しています。」
と語ります。小学校教員としての立場から、子供たちの「外遊び」が減少し、生活リズムが崩れていることに危機感を感じていたようです。「Dreams」という名前の由来については、息子さんである暁人くんがこのように教えてくれました。
暁人くん
「朝に、自分がやりたいゲームをやるの。朝活でね、土日の7時から公園で、子どもたちがやりたい遊びを自分達で決めて、みんなで遊ぶの」
「自分達がやりたい遊びをすること」を「夢」と表現するなんて、すごく純粋で尊い価値観ですよね。しかしそれと同時に、コロナ禍が子ども達から奪ったものの大きさを実感させられる言葉でもあります。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、そんな素敵な団体とMELONがコラボした今回のイベント。果たしてどのような内容だったのでしょうか!次の章で詳しくご紹介します。
イベント内容のレポート
住区センターに子どもたちが集合し始めると、元気な声が部屋中に響き渡ります。自然と追いかけっこが始まり、イベント開始前から会場の雰囲気はとっても温かくなりました。
しかし私は正直なところ、「この子達にマインドフルネスって難しくないのかな」と感じていました。瞑想は基本的に身体を動かすわけではないため、飽きてしまうのではないかと想像していたのです。
そんな心配をよそ目に、MELONインンストラクターであるYukari先生がクラスを開始しました。
始まってみてびっくりしたのは、クラスの内容がほとんど「体操」だった点です。「子ども達に20分も30分も瞑想をさせるのは酷だよな」と感じていた私ですが、確かに身体を緩めることもマインドフルネスの重要な要素ですよね。
親子でお互いに身体をマッサージしたり、手押し相撲をしてみたり。なんだか微笑ましくてカメラのシャッターを何度も切ってしまいました笑
体操が終わると、少し真面目なお話と瞑想のパート。みんなが部屋の中心に集合し、Yukari先生のお話をじっと聞いています。先生はマインドフルネスという概念を説明する際に
「みんなの心もお天気と同じで、雨が降ったり、風が吹いたりする時があるよね。マインドフルネスは、みんなを雨風から守ってくれる、温かいお家のようなものだよ」
という例えを使っていました。これを聞いた子ども達は、「なるほど」と納得の表情。
5呼吸ほど目を瞑って瞑想を行い、「マインドフルネス」を体験する子ども達。体操のパートとはまた違った、凛とした空気が流れます。
マインドフルネスのパートが終わると、次はヨガのパートへ!親子で一緒に「太陽礼拝」を基本とした動きを行っていきます。ヨガのポーズを動物に見立てて、みんなでジャングル探検に出発!!親子で色々な動物になりきり、とっても楽しそうです。
子ども達の有り余る体力をしっかり消費したところで最後のパートへ。みんなで床に寝転がり、慈悲の瞑想を行います。
「私が幸せでありますように」
「私の大切な人たちが幸せでありますように」
Yukari先生の優しい声が響きます。身体も心も、ポカポカです。
「気をつけ!ありがとうございました!」というどこか懐かしい掛け声でクラスは終了。大人を対象としたマインドフルネスクラスとは一味違う、素晴らしい時間でした。
参加した子ども達の感想
さて!ここで参加したみんなに感想を聞いてみましょう。
ー クラスに参加してみてどうだった?
「リラックスした〜!」
ー マインドフルネスはどうだった?難しかったかな?
「難しかったけど、楽しかった!」
ー クラスに参加してみてどうだった?
「スッキリして、心が落ち着いた。マインドフルネスは簡単な部分もあるし、難しい部分もあった!」
今回参加してくれたのは小学校低学年〜中学年の子たちが多かったのですが、マインドフルネスの感想を「楽しい」「スッキリした」と表現していたのは意外でした。とっても素敵な感性を持っていますよね。
今回MELONとコラボして下さったDreamsさん、そして素晴らしいクラスを開催して下さったYukari先生、本当にありがとうございました!