2020年の終わりに、マインドフルネスが気づかせてくれたこと。
想像もできない世の中になった2020年。
マインドフルネスサロンMELONも、リアルな場からオンラインへと大きく舵を切りました。
どなたにとっても転換点になっただろう2020年を振り返り、代表取締役CEOの橋本大佑からみなさまにご挨拶をさせていただきます。
オンラインでのマインドフルネスを始めた理由
まずはMELON ONLINEに参加してくださっている方、ご興味を持ってくださっている方、ありがとうございます。
2020年は予想もできなかった1年となりました。もともと私は、マインドフルネスを日本に広めていきたい、そのためのスタジオを作りたいという思いで2019年4月にMELONを立ち上げました。
数人のクラスからスタートしたのですが、少しずつマインドフルネスへの認知度も高まり、お客様が増えてきて無事に2020年を迎えました。
そして春先。
そろそろ念願であるスタジオについて考え始めようという頃に、新型コロナウイルスがやってきました。
それまで続けてきたリアルな場でのセッションを行うことが急にできなくなり、クラスはクローズ。途方に暮れましたが、3月の末にすべてオンライン化しようと決めて急いで準備を進め、4月中旬からオンラインでクラスをスタートさせました。
オンラインクラスは無料でスタートし、5月末まで開放していたのですが、ありがたいことに、有料化した後も残ってくださるお客様が多かったのです。
先の見えない日々、また、外出できないという大きなストレスの中、「オンラインでマインドフルネス瞑想が受けられて助かりました」と言ってくださるお客様も多くいらっしゃったのが励みになりました。
急速に社会がオンライン化してきて、MELONのサービスも「オンラインでのマインドフルネス瞑想」として少しずつ認知され、メディアに取り上げていただけるようにもなりました。
ここまでの経緯にご興味のある方は以下の記事もご覧ください。
>> 人が心から幸せを感じて生きていける世の中を作りたい〜マインドフルネスサロン「MELON ONLINE」が誕生するまで【前編】
>> オンラインへのピボットが世界を広げてくれた〜マインドフルネスサロン「MELON ONLINE」が誕生するまで【後編】
解決策のない問題への対処法がマインドフルネス
旅行はおろか帰省もできない夏が過ぎ、第三波の最中に今度は年末年始が訪れようとしています。状況としてはまだ決して良くなってはおらず、仕事や生活などそれぞれに大変な状況を抱えていらっしゃる中、少しでもMELON ONLINEがみなさまの支えになっていたら、と考えています。
解決策のない問題への対処法は、自分の捉え方や感じ方を変えることしかなく、その助けになるのがマインドフルネスです。世の中は経済を取るか健康を取るかという二択で語られていますが、そこに正解はなく、何を取ってもリスクや副作用があります。
現実は変わらないし、世の中のコントロールはできないけれど、そこから少し距離を置き、飲み込まれずに生きていくことができる方法がマインドフルネスだと思うのです。
世界はずっと同じではなく常に変化し続け、どんなことにも必ず新しい局面がやってきます。
それを信じて前を向いて生きていくためのメソッドとして、マインドフルネスが、そしてMELON ONLINEがその役割を果たせるのであれば、こんなにうれしいことはありません。
2020年はあらゆるものごとの転換点になるのは間違いないでしょう。
働き方や社会の価値観が、この1年でがらりと変わってしまいました。一度立ち止まって、幸せってなんだろうと考えるきっかけにもなったでしょうし、人と人とのつながりの大切さをより感じた人も多かったかもしれません。
「立ち止まって、気づく」というのはまさにマインドフルネスだったと、今、振り返って思っています。
みなさまは2020年、何に気づかれたでしょうか。
2021年も、MELON ONLINEをどうぞよろしくお願いいたします。
株式会社Melon 代表取締役 CEO 橋本 大佑